小型犬は体重が軽いため関節への負担は少ないと思われがちですが、実は関節トラブルに悩まされることが多い犬種です。今回は、小型犬の関節の健康を守るために知っておきたい情報をまとめました。
小型犬に多い関節の病気
1. 膝蓋骨脱臼(パテラ)
小型犬で最も多い関節疾患です。膝のお皿が正常な位置から外れてしまう病気で、トイプードル、チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなどに多く見られます。
- 軽度の場合は無症状
- 中程度では時々足を浮かせて歩く
- 重度になると常に足を引きずる
2. レッグ・カルベ・ペルテス病
大腿骨頭への血流が悪くなり、骨が壊死してしまう病気です。生後6ヶ月から1歳の若い小型犬に多く発症します。
3. 関節炎
加齢とともに関節の軟骨がすり減り、炎症を起こす病気です。小型犬は長寿なため、高齢になると関節炎に悩まされることが多くなります。
関節トラブルの予防法
1. 適正体重の維持
体重が1kg増えるだけでも、小型犬の関節には大きな負担がかかります。適切な食事管理で理想体重を保ちましょう。
2. 適度な運動
激しい運動は避け、毎日の散歩で筋肉を維持することが大切です。階段の上り下りやジャンプは控えめにしましょう。
3. 滑りにくい環境づくり
フローリングなど滑りやすい床は関節に負担をかけます。カーペットやマットを敷いて、滑りにくい環境を作りましょう。
4. サプリメントの活用
グルコサミンやコンドロイチンなどの関節サポート成分を含むサプリメントも予防に効果的です。獣医師に相談して適切なものを選びましょう。
早期発見のためのチェックポイント
以下のような症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう:
- 歩き方がおかしい(スキップするような歩き方)
- 階段の上り下りを嫌がる
- 立ち上がるのに時間がかかる
- 触られるのを嫌がる
- 運動後に足を引きずる
まとめ
小型犬の関節の健康は、日々のケアと早期発見が重要です。愛犬の様子をよく観察し、少しでも異常を感じたら獣医師に相談しましょう。適切な予防と治療で、愛犬がいつまでも元気に歩き回れるようサポートしていきましょう。

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